校訓・建学の精神
校訓
「人のおせわにならぬよう 人のおせわのできるよう」という校訓は、本校を建学して以来、どのような子どもを社会に送り出すかについて、不動の方針として守り続けられた教えです。
人のおせわにならぬ子は、自主自律の強い心を持った子です。人のおせわのできる子は、愛他・相扶の情をそなえたやさしい子です。
この校訓の教えのもとに、精華は一貫して強くやさしい子を育て上げることを最大の教育目標にしてきました。
多くの卒業生たちは、今もってそれぞれの職域・家庭にあって、幼い頃のこの教えを日々かみしめ、心の糧としています。
建学の精神
本校は1922年(大正11年)の創立です。創立者・佐藤善治郎は、当時の公教育の画一的・管理的な方向に大いに疑問を感じていました。そこで、自ら理想とする小学校の創設に乗り出し、すでに開校されていた神奈川高等女学校の教頭であった岸田与一を欧米教育事情視察に派遣し、その教育的示唆も参考として、精華小学校の基本構想を練り上げました。
理想とする小学校を創設するために、創立者・佐藤善治郎が、二代目校長となる岸田与一とともに練り上げた建学の精神。現在も「教育の5原則」として受け継がれています。
校章
精華小学校の校章は、日本をあらわす国の花「桜」と、その中に「太陽」を考え図案化されました。
世界にはばたくたくましいしっかりした子どもに育ってほしいというねがいと、太陽のようにあたたかい心、大きな心、人をつつむ広い心の子どもになるようにというおもいがこめられています。
精華の児童はみな、ほこりをもって、この校章をつけています。
校歌
二宮 龍雄/作詞 斎藤 高順/作曲
一
松の緑に 風かおる
みなとまぢかな 丘のうえ
あかるい窓に むねはずむ
ひごとのあゆみ すこやかに
ほこりかがやく まなび舎精華
二
人のおせわにならぬよう
人のおせわのできるよう
つとめてここに まなぶこの
心はつねに さわやかに
おしえかがやく まなび舎精華
三
光ゆたかな 神奈川の
園にのびゆく ちござくら
花咲くあすの 夢きよく
つちかうてもと はれやかに
望みかがやく まなび舎精華